運動文化科目について
 

  スポーツをはじめとする運動文化は、固有の身体技術、ルール、練習・競技・実演の様式と体系的知識、思想・論理、組織・制度を有しており、身体的競争・表現・コミュニケーションを介して諸個人の身体の発達と人格の形成に貢献するだけでなく、この文化の継承・発展に関心をもつ広範な人々の社会参加を促し、集団と社会の形成に積極的に寄与しています。
  運動文化科目は、そのような運動文化の歴史的・社会的特質をふまえ、かつ、「生涯スポーツ」の実現を展望しながら、第1に、学習者の当面の身体的な発育・発達課題や文化的要求に応えること、第2に、学習者が将来にわたってこの文化領域に親しみ、その継承・発展に貢献することをめざしています。授業の展開にあたっては、以上に述べた2つの課題を念頭に置いて、科学的新式に基礎付けられた技術の習熟、すなわち学習過程における「できること」「わかること」の統一を重視するとともに、「ともに学び、分かち伝えあう」、探求的で民主的な学習集団の形成に留意しています。カリキュラムの編成にあたっては、基礎的な技術・知識の習得をめざす学習群の充実に加えて、学習者の将来のスポーツ生活を構想し、より発展的な学習内容や教材・種目を配列するよう工夫しています。

  
  スポーツ方法Tは、スポーツ・運動文化に関する基礎的な技能・認識・集団について学習する必修科目(2単位)であり、テニス、バレー、バドミントン、ソフトボール、サッカーなど、開講されている種目の中から1種目を学習者が任意に選んで選択し、通年にわたって学習する科目であり、1年次の履修を原則にしています。
  スポーツ方法Uは、半年1単位の任意選択科目であり、授業は種目別に編成され、スポーツ方法Tの学習内容をさらに深めたい者、あるいは「スポーツ方法T」の成果を踏まえてあたら名種目を学習したい者を対象に全学生に対して開講されています。

  スポーツ方法Tスポーツ方法Uの開講種目および担当者等については、それぞれの時間割を参照のこと。



  ・運動文化科目の履修ガイド

  受講生への連絡事項(授業の初めに)




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