国立大学法人 一橋大学 平成19年度採択 現代GP
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取り組み内容

実施体制

まず本取組の中核をなすのが、2年生を主な対象として開講される如水会寄附講義「キャリアゼミ」(通年2単位)である。具体的に業界を絞り、第一線で活躍するビジネスリーダーと受講生との対話を重視した授業を行う。
本学の伝統である少人数のゼミ形式を採ることで、仕事・業界への実践的理解を深め、学生の具体的なキャリア形成に寄与する。
平成18年度は、業界ごとに夏・冬学期各9つのゼミが開講され、学生はその中から2つを選択履修した。
同ゼミは19年度、更に拡充され、夏・冬各10のゼミが開講されている。

次に、1年生を主な対象とする如水会寄附講義「社会実践論」(夏・冬2単位ずつ)は、既に6年の実績を持つオムニバス形式の授業であるが、本取組の枠組の中で、本学キャリア教育の導入部分を構成する科目として位置づけを新たにする。
この科目では、豊富な社会・職業経験を持った卒業生たちが、自らの実践経験を基盤に、社会を、日本を、そして世界を切り取って学生に分かりやすく提示し、それを糸口に講師と受講者が対話をしながら現代社会とそこでの社会実践のあり方を具体的に考える機会を与える。

さらに、これら実績ある諸科目に加えて、平成19年度からは「キャリアデザイン論」(夏学期2単位)並びに新たな寄附講義である「男女共同参画時代のキャリアデザイン」(冬学期2単位)が開講され、学生が自らのキャリアについて考察する機会が幅広く提供される。
以上の科目群が本取組のコア・プログラムであり、如水会の協力の下、本学卒業生を中心とする約150名の講師が担当する。

「上記以外」の科目として、学生支援センター・キャリア支援室の協力の下、2年生を対象に正課科目「インターンシップ」(通年2単位)が開講されている。
本学のインターンシップは、就職支援活動そのものではなく、「教育の一環としてのインターン」として設計されていることが特徴であり、受入先企業・団体には本学の教育目的を理解してもらった上で協力を得ている。参加学生は入念な事前準備を行い、インターン経験に関するレポート作成を通じて、卒業後の職業選択・キャリア設計について本格的に考えることが求められる。さらに、学生が主体的に進路を選択できる能力や態度を育てるキャリア支援の一環として、3年生・修士1年生を中心とした「一橋大学インターンシップ」(単位なし)が実施されている。

キャリア形成支援においては、キャリア支援室の後援の下、学生の自主的組織であるキャリアデザイン委員会が活動しており、多角的な支援活動が展開されている。
キャリア支援室では、キャリアデザイン委員会と連携を密にとりながら、学部3・4年生及び大学院修士生を中心とする就職活動を支援している。また、学生支援センター・学生相談室の協力の下、学生の就職活動の過程で生じる様々な問題や悩みにきめ細かく対応した相談活動、カウンセリング活動が始められている。

寄附講義を中心とするコア・プログラムと、キャリア支援室及び学生が主体となるキャリア支援活動は、これまで十分な連携なく独自に展開されてきた。しかし、これらがいずれも本学の教育目標を達成する上で有益な活動であることはいうまでもない。
今後、コア・プログラムの定着を図りつつ、情報交換と相互支援を進めるとともに、コア・プログラムの履修を経た学生が自主的活動に参加することによって、双方の活動がより深い関連性を持つようになる。それによって、キャリアデザイン委員会の活動が更に発展し、より効率的かつ広範な基盤を持った内容となることが期待される。

このように、本取組は本学独自の学風とリソースとを活かした独創的なものであり、既存のリソースを統合的に活用しつつ新たな内容を付加することによって、相乗的な効果を産み出すことを狙いとしている。


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