国立大学法人 一橋大学 平成19年度採択 現代GP
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取り組み内容

実施計画

キャリア開発・支援のあり方、そして今後の動向を積極的に議論・検討する場を提供する。さらに、以上の中核的な活動と合わせて、本取組の更なる発展可能性を探る上で、国内及び海外調査を行う。
米国では大学を中心とした公共教育機関において業界人が無償にて講義を行う取組が発達しており、近年一層の進展が報告されている。
これらの先進例を米国の大学や企業を訪問して調査する。国内では、優れたキャリア教育を実践している大学の視察を行い、意見交換と相互交流を図る。

平成20年度には、平成19年度における取組の総合的評価を行い、その結果に基づいて体制の再検討を行うとともに、次期中期目標・中期計画と照らし合わせながら、それを具体的に実現する手段として諸活動の強化を図る。
コア・プログラム並びにインターンシップを継続的に充実させる一方、キャリア教育を軸とした全学的学修支援体制の構築を本取組のもう一つの柱とする。
19年度においてはキャリア形成における基礎的素養の涵養を重視した教養課程の設計が主眼であったが、20年度にはこれを土台に学部横断的カリキュラムを組み立て、多様な専門教育との連結を図っていく。
本学ではキャリア形成に直接・間接に関わる科目として、商学部の「企業社会論」や「イノベーションマネージメント」、法学部の「会社法」や「企業の社会的責任」、経済学部の「金融ファイナンス」や「公共経済学」、そして社会学部の「社会組織論」、全学共通教育・総合科目の「まちづくり」や「社会起業論」などがすでに展開されている。
これらの科目が学生の所属学部を問わずに履修されることにより、学生の興味関心に即した広範かつ的確な関連知の養成を図る。
それによって、学生が段階的に自身の価値を高め、将来のキャリアをより具体的に思い描きながら履修科目を選択できる、積み上げ式の履修経路が設計される。
そのための基礎作業として、既存科目の内容と形態に関する情報収集、履修状況の分析、履修経路最適化のための検討を行うとともに、学部間ならびに部門間の連携強化を図る。
これらカリキュラム設計のための手法やプロセスは、卒業生組織との連携構築のあり方と合わせて、報告書やウェブサイトを通して学内外に広く情報発信していく。

平成21年度は、前年度までの取組を総括・評価しながら、それに基づく改善活動や情報提供を展開する。
寄附講義を拡充し、コア・プログラムの教育環境を整備するなど、如水会との連携活動を継続的に強化する。
これと並行して、20年度の主要な取組であった学部横断的カリキュラム開発のスコープに、就職及び大学院進学との接点におけるインターフェイス的活動が加わる。
就職面では、在学中の履修経路が創り出す学生のポテンシャルが、就職時に産業・職種・専門選択に効果的に結びつき、専門的職業人として活躍できる人材を社会に送り出すことを目指す。
一方、学部卒業生にとって大学院進学が今後より一般的な進路となる中、院生のキャリア支援環境の整備も早急の課題である。
本学では既に社会学研究科における「キャリアデザインプログラム」など修士課程の学生を対象とした具体的な取組が進められている。
これらプログラムとの連携を図ることにより、全学共通教育、及び学部専門教育におけるキャリア形成カリキュラムがより効果的に大学院における高度専門人の養成へと連結できるようにする。

キャリア形成を中枢とした総合的学修支援体制の構築が本取組の最終目標であり、これらの取組の成果は、中期目標・中期計画におけるカリキュラム改革の一環として策定・実践される。
更に総まとめの年度として、これまでの取組を総合的に紹介、議論するシンポジウムを開催する。


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