渡辺提案に対する意見 − その1  (到着順) 

(1)齊藤(法) 
    私は、渡辺君の意見に賛成です。
   今まで前期の授業を通して、先生が行ってきた3vs1、4vs2はパスサッカーを 目指すのにとても効果的なものだったと思います。なぜなら、これらの練習は パスコースを作ること、パスコースにパスを通すことの基礎を作り上げる練習 だからです。
   私は、今までの練習をしてきて、私も含めた周りの生徒たちにこのような基 礎がだいたい身についたように思います。
   しかし、実戦ではそこまでパスがつながらない現状にあります。それは、人 数が多く、プレッシャーの強く、常に流動的である実戦に慣れていないからで はないでしょうか? 実戦を通し、動き方を身をもって学び、そしてそれを各 々が反省することによって、これからのレベルアップが図られていくと私は思 います。
   よって、渡辺君の意見に私は賛成です。

(2)江藤(商)
まずどういう練習をすべきかについての前に、一つ一つの練習に意識を持って取り組んでいない。例えば3対1、4対2。経験者とそうでない人がいるので仕方ないが、経験者は言わばそういう練習は『余裕』であると思う。
初心者に合わせるような練習、つまり初心者に上手くなってもらうような考え方がスポ方の根幹にあるならそれでもいいが、経験者にもサッカーの上達を望むならこの練習方法では上達は望めない。
その点ゲーム形式の練習を見てみると、経験者にも初心者にも上達が望めると思われる。
初心者にボールが回らないという点が危惧されるかもしれないが、経験者のアドバイス、個人の上達したいという意識によって改善されるものである。
またチームプレーによってコミュニケーションが取れるし、スポーツを通して人とつながるということにもなると思う。

競争意識が高められる、モチベーションが上がるといった渡辺の提案の中にあったこともその通りだ。
よって僕は渡辺の提案に賛成し、試合形式をもっと取り入れるべきであると思う。

 <コメント(高津)>

3対1、4対2のボール・キープの練習には、初心者からプロの選手まで全てのプレイヤーに要求される原理・原則が含まれている。ただし、問題は、その練習と実際のゲーム=実践との関連性をより意識的に追求する必要があること、さらに、この練習を多くの人が「意識を持って取り組んでいない」ことにあり、それらの問題を克服する必要がある。

また、3対1、4対2のボール・キープの練習の限界かどこにあるかといえば、この練習ではシュートおよび、それにつながるバス展開が学べないことにある。冬学期は、その点を補完する必要があると思う。

なお、「試合形式をもっと取り入れる」という点については、冬学期はそのつもりであり、君の意見を尊重したい。

(3)新井
僕は授業の進め方に対して、渡辺君に賛成です。
授業でやるゲームの中だけで、「パスサッカー」ができるようになれるとは思わないが、少しコミュニケーションをとる時間があると意識やイメージの共有に役立つと思う。
冬学期の目標が「チーム作り」なら、なおさらそのコミュニケーションの時間が大切になると思う。しかし、みんな試合が終わると早く帰りたくなるので、授業の終わりにやることはなかなかに厳しいと思う。その点でハーフタイムにやることはいいと思う。

<コメント(高津)>

ハーフタイム」をミーテングの機会として位置づける提案については、良案かもしれない。他の人の意見も聞きながら、みんなで決めたいと思う。

                   (以上、7月21日PM10:00現在)

***提案を受けて(各自の意見)

 
その1 (2008.7.21現在)