新刊教科書紹介『英語アカデミック・ライティングの基礎』一橋大学英語科
 

 英語で論文・レポートを書くための教科書

 初めての英語レポート・論文の執筆。いざ書き始めてみると、わからないことだらけ・・・
大学で書くレポートや論文と、高校まで書いてきた小論文はどう違う?
トピックはどう選べばよい? 文献調査はどのように進めるの?
先行研究などの正しい引用の作法は? 「剽窃」を避けるためにはどうすればよい?
書式の整え方、引用文献リスト作成の仕方は?

本書は、初めて英語でレポート・論文を書く人のそんな疑問に答え、初歩から手取り足取り教える教科書です。
図版や記入シートなどを用いて、基本的なスキルをまず一通り身につけられるよう、簡潔に構成されています。
英文レポートだけでなく、和文レポート執筆のためにも参考になり、皆さんの大学生活で手放せない1冊になるでしょう。

本書は一橋大学1年時必修英語科目「英語IA」の指定教科書です。


一橋大学英語科の考える英語「コミュニケーション」教育理念とは?
本書の
「まえがき」はこちらです。

目次
1. 0 アカデミック・ライティングの文化
 1.1 リサーチ・ペーパー作成の流れ
 1.2 トピックの選び方
 1.3 トピック選択シートを使って、トピックを決める
 1.4 トピック選択シート

2. 0 リサーチを始めるにあたって
 2.1 インターネットでリサーチする
  2.1.1 検索に便利なサイト
 2.2 大学図書館を利用する
  2.2.1 本と雑誌での論文の探し方
  2.2.2 検索のコツ
  2.2.3 所属大学の図書館に資料がない場合

3. 0 リサーチ・ペーパーの構成
 3.1 主題文( Thesis Statement )とアウトライン
  3.1.1 主題文を書く
  3.1.2 アウトラインを作る
 3.2 サンプル・アウトライン

4. 0 原稿を書く
 4.1 本論を書く
  4.1.1 パラグラフ・ライティングとは
 4.2 論旨の展開を分かりやすくするために
  4.2.1 論の順序やつながりを示す表現
  4.2.2 論文中で避けるべき表現
 4.3 序論・結論を書く
  4.3.1 序論
  4.3.2 結論
 4.4 文章サンプル
  4.4.1 短めの学術論文(The Academic Essay )
  4.4.2 その他のスタイル

5. 0 論文の体裁を整える
 5.1 論文タイトルについて
 5.2 書式サンプル
 5.3 書式設定について
 5.4 イタリックと引用符の使い方

6. 0 さまざまな引用の仕方を学ぶ――剽窃を避けるために
 6.1 直接引用と間接引用
 6.2 引用時によく使う動詞や表現
 6.3 直接引用のパターン
  6.3.1 短い引用
  6.3.2 長い引用
 6.4 間接引用――パラフレーズとサマリー
  6.4.1 パラフレーズ
  6.4.2 サマリー
 6.5 文章中の引用文献の示し方
 6.6 引用文献(Works Cited )リストの作り方

Appendix 1 サンプル論文(一部)& 参考文献リスト
Appendix 2 APA 方式・シカゴ方式による引用文献の示し方の例

参考文献